2015年2月21日13:00からのwowowの「ノンフィクションW」で「アンジェイ・ワイダ 若き映画人たちへ贈る授業」が放送されます(再放送は2月23日深夜1:00~)。
今回の主役はポーランドの映画界の巨匠であるアンジェイ・ワイダ監督。実はワイダ監督、2001年に「ワイダ・スクール」という映画学校を設立しました。小さな学校ではありますが、卒業生たちは第一線で活躍している人ばかり。ワイダ監督は後進に何を伝えたいのか、それを探るために3ヶ月に渡って現場に密着してきました。
高齢なこともありワイダ氏が教壇に立つことも限られていますが、ひとたび講義が始まると自身の経験や手法だけではなく、ポーランドの歴史や映画史、はたまた絵画や音楽にまで話を広げながら、映画とはどうあるべきか、どのような表現方法があるのかを熱弁。生徒を教えるだけではなく、若い人たちからもインスピレーションを受けるのでしょうか、生徒達とのディスカッションの間も目をキラキラさせながら生徒達の作品に意見をしたり、「自分ならこうする」とアイデアを出していていました。
WOWOWでは「映画とノンフィクションで観る!巨匠アンジェイ・ワイダの世界」と題してヴァイダ監督の「世代」(2/23)、「地下水道」(2/24)、「灰とダイヤモンド」(2/25)、そして最新作「ワレサ 連帯の男」(2/26)の全4作を連夜放送する予定です。まだワイダ監督の作品に触れたことのない方はこの機会に合わせてぜひご覧ください!
放送についての詳細はWOWOWホームページをご参照ください。